2019年9月筑波ツーリストトロフィーに参戦しました。
予選はあいにくの雨。でも僕には恵みの雨になります。
僕のバイクの参戦クラスは、国産車アルミフレーム740CC以上クラス。
要するに一番大きいレース用バイクのクラスです。大体みんな200馬力クラスでしょうか。
対して僕のバイクは排気量こそ1000CCですが140馬力弱しかない街乗りバイクです。
インフィールドで前のバイクを抜いても、筑波の裏ストレートですぐに抜き返されてしまいます。
しかし、路面がウェットになるとバイクの性能の差がなくなっていきます。
非力な僕のバイクでも直線でホイールスピンするほどですが、所々に乾いているラインもあり、だんだんアクセルの開けどころがわかってきました。ずるずる滑るタイヤと格闘しながらなんとかアタックして、
結果、予選6位(ドライタイヤはいてる中では1番手!)
途中雨がひどくなりすぎたので一度ピットに戻ったらチーム監督が、
「(順位が)前の選手はみんなレイン(タイヤ)だから!」
「怖えーよー(ピットから見える最終コーナー立ち上がりで)ゼブラまであとこんぐらいしかないよー。」
って顔の前で両手で20cm位の幅を作っています。
(バイクで雨の中の最終立ち上がりでゼブラに乗ったら一瞬で転倒してスポンジバリア激突即病院送りデス)
「選手の判断に任せるけどどうする?」(モウアブネーカラヤメトケー)って怖い顔で監督が聞くので、
13周ぐらいできる予選を7周で終了。それ以前に雨がひどくなってきてさすがにドライタイヤではもう無理です。
決勝では嘘のように天気は回復して結果20台中14位に終わりました。
予選と比べるとパッとしない順位ですが、性能の劣るバイクでなかなかよくやったと自画自賛です。(笑)
次の年と今年はけがをして出られなかったので来年こそは絶対エントリーするぞー!